江戸の相撲興行は、天保4年(1833)から、両国の回向院境内で毎年2回の定場所となりました。その後明治42年(1909)に大相撲の常設館として回向院の隣りに開場した旧国技館は、巨大な円形ドームの形状から、「大鉄傘」と呼ばれました。昭和59年(1984)に完成した現在の国技館は収容人員1万1千人を誇り、年3回の本場所が開催されています。
両国は、昔も今も名実ともに「大相撲の町」として賑わっています。
『両国国技館』
大相撲は、1年間に6回の本場所が行われます。そのうち1月場所・5月場所・9月場所の3回が、両国国技館で開催されます。
緑の大屋根が特徴的な国技館は、電動で土俵が地下に収納することができ、相撲以外にも格闘技の試合やコンサートに利用されています。
国技館の1階には「相撲博物館」があり、相撲図絵をはじめ、江戸時代の番付表や軍配、名力士の手形など収納品数は3万点あまりあります。

『相撲部屋』
墨田区内には十数箇所の相撲部屋があり、多くは両国地区に集中しています。事前に連絡をすれば朝稽古を見学できる部屋もあり、間近で力士がぶつかり合う音と熱気は、想像を絶した迫力があります。

『ちゃんこ』
お相撲さんのスタミナ源といえば、ちゃんこ鍋。名前の由来は料理番を"おとっちゃん"と呼んでいたことから、"ちゃん"をとって「ちゃんこ鍋」だそうです。
国技館周辺には多くのちゃんこ屋さんが集中しています。味付けや食材にも各店のこだわりがあり、お好みのお店を見つけてみてはいかがですか。
『相撲関連のお店』
両国には力士御用達のキングサイズを取り揃えた洋品店や、鬢付け油を取り扱っている薬局など大相撲の街ならではのお店が並びます。観光客、とくに体の大きな外国人観光客に人気です。
また、お昼時には、ボリュームたっぷりの飲食店が目立つのも、相撲の街「両国」ならではと、妙に納得します。