江戸の華とも言える「祭り」。すみだの人々は祭礼を起点に一年を過ごす、というほどお祭り好きです。区内のあちらこちらで煌びやかな神輿が練り歩き、粋な若衆の威勢のいい掛け声が街にこだまします。なかでも氏子五十余町会を見守る牛嶋神社の大祭は圧巻。50基の連合渡御では通りが神輿で埋め尽くされ、下町情緒あふれる街並みと担ぎ手の熱気が溶け込む・・・これぞ血が騒ぐ光景です。文人墨客に愛され続けた向島百花園では、全長約30mを誇る萩のトンネルを愛でる「萩まつり」が開催されます。初秋を美しく彩る萩は古くから日本人に親しまれ、万葉集で最も詠まれている花です。秋の日差しに葉の緑と花の紫があふれ、なんとも言えない雅な雰囲気に包まれます。